NTTドコモR&Dの技術ブログです。

Android XR取り組み紹介(環境構築編)

※ 本記事は 2026/3/31 以前にNTTコノキューにて記載した記事になります

0. はじめに

この記事はNTTコノキュー アドベントカレンダー2025の記事です。

こんにちは。NTTコノキューの乗松です。

NTTコノキューでは新たにAndroid XRチームを結成しました。実際にサンプルアプリを作成しながら、日々技術検証や最新情報のキャッチアップを行なっています。

この度、その活動の中で得られた知見を順次記事として発信していくことにしました。

本記事はその第一弾として、Android XRの環境構築についての内容になります。

1.開発環境

MacBook Pro

チップ:Apple M4

メモリ:32GB

macOS:Sequoia バージョン15.2

2.構築手順

2.1 Android Studio Previewのダウンロード

下記からAndroid Studioのプレビュー版をダウンロードしてください。

developer.android.com

2025年11月時点で、Android XR開発にはAndroid StudioのCanary版が必須になります。

多くの機能が開発中であるため、最新のCanary版をダウンロードすることをお勧めします。

本記事ではNarwhal 4 Feature Drop | 2025.1.4 Canary 2のバージョンを使用しています。

2.2 Android Studio Previewの設定

[Welcome to Android Studio] →[More Actions]→[SDK Manager] を選択してください。

[SDK Tools]を開いて下記のツールを選択してください。

  • Android SDK Build-Tools
  • Android Emulator
  • Android SDK Platform-Tools
  • API 31 ~ 36 の Layout Inspector

[SDK Platforms]を開いて[Show Package Details]にチェックボックスをONにしてください。

[Google Play XR ARM system image]を選択します。(MacOSの場合)

2.2 プロジェクト作成

プロジェクト作成時のTemplatesの中にXRがあるので 「Basic Headsets Activity」を選択します

2.3 Basic Headset Activity設定

下記項目を設定することができます。

デフォルトのままで大丈夫です。

パッケージ名はGoogle Playに公開すると変更できなくなるので注意。

項目 内容
Name アプリケーション名
Package name パッケージ名
Save location ローカルストレージ上のディレクトリパス
Minimum SDK アプリケーションがサポートする最小のAndroid APIレベル
Build configuration language ビルド構成言語

2.4 エミュレータ設定

[Tools] → [Device Manager]を選択します。

+ボタンを押して[Create Virtual Device]を選択します。

[XR]を選択し、追加したいデバイスを選択し、[Next]を選択します。

System Imageを選択します。

今回はMacなのでARMを選択して[Finish]を選択します。

追加したデバイスがDevice Managerに追加されているので、再生ボタンを押下すれば実行できます。

そのままでは小さいので、「⋮」→[View Mode]→[Window]を選択すると別ウィンドウで開くことができます。

エミュレータの使用方法については公式ドキュメントに記載があります。

まとめ

今回はAndroid XRの環境構築について解説しました。

AndroidStudioの操作に慣れていない方にも分かりやすく書いたつもりですので、本記事が参考になれば幸いです。

Android XRのエミュレータでの開発は限界があるため、実機の発売が楽しみですね。

今回参考にさせていただいた公式ドキュメントはこちら