はじめに
こんにちは。NTTドコモサービスイノベーション部の杉山です。
今年からドコモ開発者ブログの運営にジョインすることになりました。 NTTドコモでは例年12月にアドベントカレンダーを自社メディアであるドコモ開発者ブログに掲載する形で開催しています。 (アドベントカレンダーは12月1日から25日までの25日間、毎日記事を投稿する取り組みです)
自分は11月に運営に参加したので、運営メンバーとしてのはじめての取り組みが今年度のアドベントカレンダーになりました。 そんな自分がNTTドコモアドベントカレンダー2023の振り返りをしていこうと思います。
数字で見る振り返り
投稿記事数
昨年は39記事の投稿でしたが、今年は昨年比1.4倍となる56記事の投稿をすることが出来ました。 こちらは2つのカレンダーを埋めることができる記事量です。(実際には投稿日時の関係もあり作成したカレンダーは4つになります) 参加組織数は昨年とほとんど同じ11組織ですが、今年から参加していただいた新たな組織もありまして参加者の間口は確実に広がっていると感じます。
Qiitaアドベントカレンダーの「Organization」カテゴリで購読者数が1位
Qiitaアドベントカレンダーでは、多くの皆さまにご注目いただき、Organizationカテゴリでの購読者数ランキング1位となりました。2018年から続けている本取組みですが、カレンダー購読者数ランキングの推移は2018年は5位、2019年は3位、2020年は3位、2021年は1位、2022年1位で、今年で3年連続の1位です。
「Organization」カテゴリでのランキング
SNS上での反応
SNSでも反応いただきました。
Prompt Flowはいいぞ/Prompt Flowで評価Flowを自作してRAGのイケてるLLMOpsを実現してみた https://t.co/i0bMYiPsrZ
— 𝙎𝙝𝙞𝙣𝙜𝙤 吉田真吾 (@yoshidashingo) December 14, 2023
コンテンツ来歴証明技術 https://t.co/HV1bkOyQeS に関係する?
— Haruhiko Okumura (@h_okumura) December 27, 2023
良かったこと
記事の多様化
多くの組織から多くの方が参加していただくことで投稿する記事の内容が多様化しています。 記事のタグを見てみても、機械学習・AI、データ分析、クラウドといったタグが多く見られる一方で、セキュリティ、ブロックチェーンといったタグの記事も見られました。 中にはプラベートで作ったものを投稿いただいているものもあり、エッジの効いた記事も見られました。 多くの方に参加いただき、多様な内容の記事を投稿できたことで充実したアドベントカレンダーの取り組みになったと思います。
↓注目記事
- 生成AI時代に重要になりそうなCAI/C2PA(コンテンツの来歴証明技術)を読み解いてみた
- 3D Gaussian Splattingの動かし方(データセットの作成から学習結果のレンダリングまで)
- Prompt Flowで評価Flowを自作してRAGのイケてるLLMOpsを実現してみた
記事投稿の完走
ご覧の皆さんからは当たり前のことに思われるかもしれませんが、1日も休むことなく記事投稿が出来ました。 ほとんど当初の予定通りに記事投稿が出来たのは、記事執筆者の協力はもちろん、運営メンバーがマネジメント出来ており、 柔軟に対応できたことが大きいと思います。
大変だったこと
記事投稿が後半に偏ってしまったこと
記事投稿が完走できた一方で記事投稿の時期が後半に偏ってしまいました。
実際のカレンダーを見ていただくと分かるようにカレンダー3やカレンダー4の投稿は期間の後半に投稿した記事がほとんどです。
記事投稿のレビューが運営に集中してしまう
当初は記事執筆者同士の相互レビューを想定していましたが、結果的には運営メンバーによるレビューが中心となってしまいました。 自分も運営の立場でなければそうなのですが、自分が「記事に書いてあることの知識を持っていない...」となると自分がレビューしても意味がないだろうと消極的になってしまいます。 自分が知らない技術の内容に触れることは意外と刺激になりますし、執筆者も様々な視点からのレビューはありがたいと思うので、相互レビューを積極的にできる環境を作ることは次回への課題点としたいと思います。
個人的な感想
普段は興味のある記事のみを読むことが多いのですが、運営側になったことで自分が普段読まないような幅広い記事の内容も目を通させていただくことが出来ました。 そこで感じたことは、ドコモの中には様々な分野の技術者がいらっしゃるということです。 自分が普段専門にしているものとは別分野の記事は自分が知らないことが多く、スキルとしての視野が広がりました。 同じ年代の方が書かれている経験を見ると様々な挑戦をしているなと思うのと同時に、自分も負けられないという気持ちにもなりました。 運営側に参加することで様々な刺激を受けることが出来ました
まとめ
今回はNTTドコモアドベントカレンダー2023の振り返りを行いました。年々規模も大きくなっているのでぜひともこの取り組みは続けていきたいです。 NTTドコモアドベントカレンダー2023はこちらから見れます!