NTTドコモR&Dの技術ブログです。

無線通信

メタサーフェスで無線中継は進化する?ミリ波MIMOの最新研究を解説【IEEE VTC 2026-Spring】

こんにちは.6Gテック部・無線アクセス技術担当の毛利です. 6月に開催された国際会議「IEEE VTC 2026-Spring」にて6G無線技術に関する研究発表を行いましたので[1],本記事ではこちらについてご紹介します. 【本記事でわかること】 国際会議VTC 2026-Sprin…

入社2か月の新入社員が展示会に挑戦!【WJ×WTP2026出展レポート第2弾】

2026年の「ワイヤレスジャパン × ワイヤレス・テクノロジー・パーク」にて、6Gに関する最新技術を紹介。新入社員の挑戦と学びに焦点を当てたレポート。

無線通信システム研究会奨励賞を受賞しました!

はじめに こんにちは、6Gテック部無線アクセス技術担当の林 優太です。 今回は、「2025年度無線通信システム研究会活動奨励賞」受賞について、本記事でご報告します! 【本記事でわかること】 無線通信システム研究会とは? 若手社員である私が今回受賞した…

通信の未来をのぞいてみませんか?| WJ×WTP2026出展レポート

「WJ×WTP2026」でNTTドコモが描く6G時代の未来像を紹介。FR3の実証実験やセンサレスロボットなど、最先端技術の詳細と展示会の見どころをお届け。

衛星通信はどこまで速くなる?スマホ衛星直接通信における回線容量の拡大手法を検証してみた

はじめに こんにちは!6Gテック部 NTN技術担当の2年目社員の松山です。 この度、2026年5月14日から15日にかけて北海道釧路市で開催された「電子情報通信学会 衛星通信研究会(SAT)」にて、研究発表を行ってきました。 本記事では、無線通信技術や非地上ネット…

スマホ×GEO衛星通信は成立するのか?UL通信方式を評価してみた

スマートフォンが宇宙と直接通信する――。 近年、こうした「Direct-to-Device」と呼ばれる通信が世界的に注目されています。 しかしここで一つの疑問があります。 スマートフォンの送信電力で、GEO衛星と通信することは本当に可能なのでしょうか? GEO衛星通…

なぜ標準化担当がシミュレーション評価を行うのか?

― IEICE総合大会2026から読み解く「研究×標準化」の実務 ― 1. はじめに こんにちは。NTTドコモ 6Gテック部 無線標準化担当の小野田です。私は現在、6Gに向けた技術検討や、無線方式の特性を確認するシミュレーション評価に取り組んでいます。今回、電子情報…

壁などの空間を活かして通信エリアを広げる ― 6Gに向けた新しい“導波路”の考え方

はじめに 6Gテック部無線デバイス技術担当の松平です。 本記事は「電子情報通信学会(以下IEICE)総合大会参加レポート」シリーズの記事です。 ドコモでは研究・開発活動の一環として、IEICE総合大会に参加しました。研究発表やパネルディスカッション、講演な…

【キャリア採用者が語る】標準化で即戦力として活躍できる環境の魅力!

初めまして。NTTドコモ 6Gテック部の成です。 私は2025年10月にキャリア採用でドコモに入社し、現在はモバイル通信の標準化、特に3GPPにおける標準化活動を担当しています。主にRAN1を担当しており、今年2月には初めてNTTドコモの代表としてスウェーデン・…

AI活用無線インターフェースの屋外実証実験の成功の裏側

はじめに こんにちは、6Gテック部無線アクセス技術担当 林 優太です。 今回は、2025年11月17日に報道発表した「6Gに向けたAI活用無線インターフェースの屋外実証実験に成功」の裏側では、どのような学びややりがいがあったのか、実験を担当した研究者目線で…

【R&D FORUM 2025 出展レポート】6G×AIの取組みを出展!

こんにちは!6Gテック部の久米です。今年もNTT R&D FORUM 2025に6Gに向けた取組みを展示してきたのでご紹介します。 去年に引き続き今年もドコモからも多くの技術を展示しました。本記事ではその中から6G×AIをテーマに出展した内容をご紹介します。 6G×AIブ…

【CEATEC2025 出展レポート】 ARIB電波功績賞受賞技術「サブテラヘルツ帯100Gbps超高速伝送の実現」

■ はじめに 6Gテック部 無線デバイス技術担当の福田です。 ドコモの6Gテック部では、「CEATEC2025」でNTT、NEC、富士通と共同でARIB電波功績賞受賞技術「6Gに向けたサブテラヘルツ帯100 Gbps超高速伝送」を展示しました。本記事では、展示内容や5Gの高度化…

標準化活動初心者のための3GPP会合参加入門(現地対応編)

ドコモ 6Gテック部の本田です。 先日、本開発者ブログにて3GPPのCT4会合参加レポートを投稿しました*1。 ブログ内ではこの記事に限らず3GPPの会合に関する投稿も多く、読者の皆さまの中には「そもそもどうして3GPP会合に参加しているんだ?」「会合ってどん…

初学者むけ★スマホのつながる仕組み② ー 電源を入れただけで“つながる”理由──ネットワーク選択の仕組みをやさしく解説

自己紹介 ドコモユーロ研で所長をやっています、田中威津馬(たなか・いつま)と申します。ユーロ研はドイツミュンヘンにあり、通信規格の国際標準化の拠点として、現在は6Gとネットワーク仮想化基盤の研究開発と国際標準化を中心にとりくんでいます。世界…

3GPPの選挙はどれだけ大変?大激戦となった副議長選挙を振り返って

3GPP RAN1の副議長に当選しました こんにちは!NTTドコモ 6Gテック部の原田です。 私はこの度、2025年10月14日にチェコ・プラハでの3GPP会合中に、RAN WG1(RAN1)の副議長に選出されました。 ちなみにこちらの記事でも3GPPの副議長に当選した話がありますが…

2025年 電子情報通信学会 ソサイエティ大会参加レポート (EMC)

はじめに 6Gテック部 無線デバイス技術担当の石岡です。本記事では、私が担当しているEMC(電磁環境両立性)に関する研究活動や、2025年9月に岡山大学で開催された電子情報通信学会ソサイエティ大会への参加報告をお届けします。 はじめに EMCってなに? 学…

【IEEE VTS APWCS2025】6Gに向けたドコモR&Dの取組みを発表

はじめに こんにちは!6Gテック部 NTN技術担当の島村と無線アクセス技術担当の林です。 今回は、今年の8月に開催された「IEEE VTS Asia Pacific Wireless Communications Symposium (APWCS 2025)」で行った発表についてご紹介します。 はじめに 国際会議「IE…

6Gの未来を形にする仕事、始まりました – 無線編

6G無線標準化のラポータに任命されました こんにちは!NTTドコモ 6Gテック部 無線標準化担当の熊谷です! 2025年6月、プラハで開催された3GPP RAN全体会合(RAN#108)にて、「6G無線に関する技術検討」が正式に承認されました。これは、次世代ネットワークを…

【IEEE VTC 2025-Spring】6Gに向けたNRNTビームフォーミング技術を発表

はじめに こんにちは.6Gテック部・無線アクセス技術担当の毛利檀です. 6月下旬に開催された国際会議「IEEE VTC-2025 Spring」にて6G無線技術に関する研究発表を行いました[1]ので,本記事ではこちらについてご紹介します. はじめに 国際会議「IEEE VTC-20…

2025年度情報通信技術標準化奨励賞を受賞しました

こんにちは!NTTドコモ 6Gテック部の山内です。今回は、2025年度情報通信技術標準化奨励賞の受賞に関して本記事にてご報告します。 一般社団法人情報通信技術委員会(TTC)およびTTC表彰について 情報通信技術標準化奨励賞の受賞について おわりに 一般社団法…

若手社員の標準化会合参加体験談

こんにちは!NTTドコモ 6Gテック部 無線標準化担当3年目社員の平野です! 私は3GPP (3rd Generation Partnership Project)標準化会合に参加し、5Gネットワーク/端末に関する世界共通のルール作りを進めています 。 今回は会合でどんなことをしているかや、20…

ドコモの無線標準化担当者が日本ITU協会賞を受賞しました!

こんにちは。 ドコモで主に無線標準化を担当している吉岡です。 今回は先日受賞したITU協会賞についてご報告と私のこれまでの活動をご紹介します! ドコモの無線通信の取組みをみなさんに知っていただける貴重な機会ですので、ぜひ最後までお付合いください…

ShowNet 2025 展示紹介 「キャリア5G連携」の最前線を体感せよ! ~ドコモが挑む!キャリア5Gの進化とリアルタイム伝送の最前線~

はじめに こんにちは! コアネットワークデザイン部の中川、服部、林、金堀です。 株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、「Interop Tokyo 2025(会場:幕張メッセ、会期:2025年6月11日~6月13日)」において構築される、世界最大級のイベントネットワークS…

ShowNet 2025 展示紹介 ~商用NWを活用した実証実験による​ShowNetへの貢献​~

はじめに 専用ハードウェアから仮想化を経てクラウドへ AI × GitOpsで実現する次世代5GCプロビジョニング デジタルツイン環境における1call試験 dUPFの商用網接続による映像伝送 得られた知見・課題など おわりに はじめに こんにちは、コアネットワークデザ…

医療機器への電磁障害調査について紹介します

携帯電話の電波が医療機器に及ぼす影響を調査するプロジェクトの現場から、技術的工夫と実践的アプローチを紹介。

将来の通信技術-6Gを身近に感じてもらうために-

はじめに こんにちは、ドコモ6Gテック部の宮地です。 2002年ドコモに入社して、無線インフラに関する研究~事業部~現場などのさまざまな業務を経験し、現在は6Gテック部のプロモーション活動などに従事しています。 本記事では、神奈川県横須賀のドコモR&Dセ…

MWC Barcelona 2025参加レポート

MWC Barcelona 2025でドコモが展示した6G関連技術「NTN」と「INC」の詳細を紹介。最先端の宇宙ビジネスとネットワーク計算技術をチェック!

3月RCS研究会でAI-MLシナリオを実装した6Gシミュレータの展示を行いました!

はじめに こんにちは、6Gテック部無線アクセス技術担当 新入社員、林優太です。 今回は、3月5日から7日に京都工芸繊維大学で開催された無線通信システム研究会(RCS研究会)にて、6Gシミュレータに実装したAI-ML(Artificial Intelligence-Machine Learning…

6Gの取組みをNTT R&D FORUM 2024に出展しました!

こんにちは!6Gテック部の久米です。NTT R&D FORUM 2024に出展した、6Gに向けた取組みに関する技術の内容をご紹介します。 1. 展示概要 展示会の概要 私たちの参加目的 2. 5GE & 6G ブース紹介 Network for AI Efficiency Customer Experience 3. 産業利用ブ…

YRPオープンイノベーションデー2024 に参加してきた!

こんにちは!6Gテック部の谷口です。今回は、今年の10月に参加した「YRPオープンイノベーションデー2024」についてご紹介します。無線通信技術に関する最新の取組みを多くの方々にご紹介する貴重な機会となりました。 1. 展示概要 2. ブース紹介 3. 展示会で…

初学者むけ★スマホのつながる仕組み

NTTドコモ R&D Advent Calendar 2024 の5日目の記事です。 自己紹介 ドコモユーロ研で所長をやっています、田中威津馬(たなか・いつま)と申します。ユーロ研はドイツミュンヘンにあり、通信規格の国際標準化の拠点として、現在は6Gとネットワーク仮想化基…

6Gの意義:ドコモが考える未来のネットワークとその価値

はじめに こんにちは、NTTドコモ 6Gテック部の久米です。 最近のテクノロジーの進化はすごいスピードですよね。スマートフォンが普及して、インターネットが生活の一部になっている今でも、5Gのネットワークにはまだ解決すべき課題が残っているんです。そこ…

ShowNet 2024 展示紹介 ~NTTグループ先端5G技術を結集した​ShowNetへの貢献​~

はじめに モバイルネットワークにおけるこれまでの挑戦 専用ハードウェアから仮想化を経てクラウドへ クラウドとオンプレの選択と戦略:ハイブリッドクラウドへ ネットワークスライシング Interop Tokyo 2024 ShowNet における取組み ①オンプレミス版EKSであ…

Birthday Envelopes

※日本語訳はこちら Introduction Hello! As a Senior Research Engineer at DOCOMO Innovations, an NTT DOCOMO subsidiary located in California, I get to help optimize our mobile communication network. Some tools that I use for this are within s…

誕生日の封筒問題

※この記事は同日投稿の "Birthday Envelope" を翻訳したものです。 NTTドコモ R&D Advent Calendar 2023 の6日目の記事です。 はじめに こんにちは!私はカリフォルニアにあるNTTドコモの子会社,DOCOMO Innovations, Inc. の Senior Research Engineer とし…

国内最高の発明コンテストである全国発明表彰において、ドコモの5G基本発明が「内閣総理大臣賞」、「発明実施功績賞」を受賞

■はじめに 2023年6月12日に行われた公益社団法人発明協会が主催する令和5年度全国発明表彰式において、ドコモが発明した第5世代移動通信システム(5G)の基本発明について、ドコモ社員4名が「内閣総理大臣賞」を受賞しました。また、その技術開発および実績…

6Gシミュレータを開発し、6G無線技術のシステム性能を評価してみた

はじめに こんにちは、NTTドコモ 6Gネットワークイノベーション部 無線アクセス技術担当の立石です。 私たちの担当は、第6世代移動通信システム(6G)の実現に向けた研究開発に従事しています。 具体的には、 ・実証実験、シミュレーションによる6G無線アク…

HAPSシミュレータを開発し、5G Evolution&6Gの超カバレッジ拡張を評価してみた

HAPSシミュレータを開発し、5G Evolution&6Gの超カバレッジ拡張を評価してみた

ShowNet 2023 展示紹介 ~5GConAWSを活用したマルチアクセスでのスライシング~

はじめに こんにちは、ネットワーク開発部の清水(和)、奥田、宮﨑です。 株式会社NTTドコモ (以下、ドコモ) は、「Interop Tokyo 2023(会場:幕張メッセ、会期:2023年6月14日〜16日)」 において構築される、世界最大級のイベントネットワーク ShowNet に…

【研究紹介】6G時代の超高速・大容量通信システムの実現に向けた取り組み紹介

はじめに こんにちは、NTTドコモ 6G-IOWN推進部 無線技術担当の山本です。私たち無線技術担当では、6G (第6世代移動通信システム) powered by IOWN (Innovative Optical and Wireless Network)に向けた次世代通信ネットワークの無線技術に関する研究を行って…

強化学習による無線ネットワーク品質の最適化をやってみた

この記事は、NTTドコモ R&D Advent Calendar 2022 3日目の記事です。 0. はじめに こんにちは。 NTTドコモ無線アクセス開発部の橋本です。 5G時代を迎え、無線ネットワークはさらに複雑化が進みます。 これにより、人手による装置パラメータの最適化や保守対…